筆者はドラゴンクエストが大好きでありナンバリングタイトルはすべてクリアしてきました。その他、外伝も含め、ドラクエ関連のソフトは50本近く購入し遊んでいます。そんな中で2019年8月2日にドラゴンクエスト・ユアストーリーが公開されました。普段映画を観に行かない私ですが、ドラゴンクエストが映画館で観れるということで遅ればせながら観に行ってきました。
話の大本はスーパーファミコンで発売されたドラゴンクエスト5からできており、主人公が子供から大人になるまでの話で、主人公の目的は、子供のころに殺された父親の敵討ちとその敵に誘拐された母親の救出、あとはこの世を平和にすることができる伝説の勇者を探すことです。その過程で結婚し、子供を授かる場面もあり感情移入しやすいシリーズの中でも屈指の人気を誇るシナリオです。
映画を見るにあたっての前情報としてTwitterでの評価があまりにも低かったことがとても気になってました。もちろんネタバレは見ないようにギリギリの情報を得ていましたが、とにかくラストがひどすぎるとのこと。ある方のツイートを見るとドラクエ5やったことないけどやったことのある人の気持ちを考えると背筋が凍るとまで書いてありました。
一体どれほどなのか・・・。
見てきた感想は自分は面白かったです。
感動するところもありましたし映像のきれいさにも驚かされました。
話は主人公が生まれるところから始まります。ここは3Dではなくスーパーファミコンのゲームグラフィックで表現されていました。ファンにはたまらない演出ですね。
それからきれいな3D画面での映像が始まり子供の頃の思い出を抜粋しながらシーンが流れていきます。船を降りたときにルドマンと、フローラに出会う。いじめられている子猫を助けるためにレヌール城にビアンカと魔物退治をしに行き、そこでドラゴンオーブという玉を手に入れる場面。誰かにドラゴンオーブを見せてくれと言われる場面。猫にゲレゲレと名前をつける場面。ヘンリー王子との出会い。そして父パパスの死。宿敵ゲマに奴隷にされてしまうところから本編が始まるような感じです。ここまではだいたい原作と同じなのですが、ちょこちょこここら辺からオリジナルストーリーになっていきます。オーブがゲマに破壊される描写は特にありませんでした。
まず、捕まってから10年間後、主人公リュカとヘンリーは奴隷として働かされている場所から脱出するのですが、原作は同じくそこで働かされている奴隷のマリアの兄の手引きにより脱出します。しかし、そのくだりは一切ありません笑(マリアすら出てこない)死体のふりして樽の中に隠れ川に捨てられるという脱出方法です。
川に捨てられ滝つぼに落ちた後は魔物に見つかりますがなんとか脱出に成功します。近くの町でかくまってくれたのはバーの店主「プサン」という老人でした。プサンのおかげで何とか町からも脱出でき無事、リュカとヘンリー王子はそれぞれのうちに帰ることができたのです。ヘンリー王子の城ラインハットで別れる際にヘンリー王子は「リュカの父パパスに命をもらった。だからもし危険がお前に迫ったら必ず俺が助けに行く」と誓い二人は別れます。
リュカは自分の家に帰り母が天空人であることをパパスの日記から知ります。そしてその天空人の地を受け継ぐリュカこそが勇者であると信じていると日記には書かれていました。自宅で召使のサンチョと再会し勇者だけが扱えるという伝説の剣「天空の剣」とパパスが死に際にはなった「母マーサは生きている。」との言葉を信じ、剣と母を探す旅に出ます。
天空の剣はサラボナにいるルドマンが持っているという情報を得たのでサラボナを目指し旅を続けます。その道中でスライムのスラリンと出会い、また小さいころ助けたキラーパンサー「ゲレゲレ」とも再会します。野生に戻っているかと思いきや、戦うこともなくリボンのにおいをかがすわけでもなく(原作ではビアンカのリボンのにおいを嗅がせて理性を取り戻す)あっさりと仲間になってくれました。
サラボナについた一行はルドマン、フローラと再会し、町を苦しめている魔物ブオーンを倒せば天空の剣、ルドマンの跡継ぎの資格、つまりフローラの婿として迎え入れるとのことでした。何とかブオーンを倒そうとするが即返り討ち。酒場で助けを求めていると、とある女性が手を差し伸べます。子供のころレヌール城を探検したビアンカです。久々に再会した二人は喜びを分かち合います。ビアンカの印象は結構さばさばしたお姉さんという感じですね。ビアンカは魔法使いとしては名の知れた存在になっていたようです。(外野がざわついていました。)とにかく、まずはブオーンを倒すこととなります。ブオーンとの戦いの中で伝説の剣「天空の剣」をリュカは手にしますが、なんと剣が鞘から抜けません。残念ながらリュカは伝説の勇者ではありませんでした。圧倒的な力でリュカたちを追い詰めていくブオーンですが弱点の目玉を狙われ降参することに。
こうしてブオーン退治に成功したリュカはフローラに結婚を申し込むことになりますがどうやらビアンカは快く受けいられない感じ・・・。その夜、リュカは占い師っぽいおばあさんに出会います。そのおばあさんは本当の自分と向き合える薬をリュカに渡し、去っていきます。本当の気持ちが気になるリュカはその薬を飲み眠りにつくとビアンカのことばかりを考えるようになります。次の日、ルドマンに結婚を辞退したいと申し出ますが、ルドマンは二度とフローラに近づくなと怒ってしまいます。しかし天空の剣だけは平和のためリュカに託すのでした。リュカはビアンカのもとに向かい結婚を申し出ます。びっくりして慌てたビアンカかわいかったですね!じつは先ほど登場したおばあさんは変化の杖を使ったフローラだったのです。フローラはリュカの本心が本当に好きなのはどちらなのかもう一度確認したかったのでしょうね。これがドラクエ5の究極の選択です。
一行はリュカの家に戻りしばらく平和な時を過ごします。無事に子供(アルス男)も生まれ平和に暮らしていた時でした。ある日、家に飾ってある天空の剣がカタカタ揺れているのに気が付きます。リュカは早く勇者を探せと語りかけているのだと思っていました。すると、そこに魔物の軍勢が押し寄せてきます。サンチョとアルスは何とか逃げ出すことに成功します。応戦するリュカとビアンカでしたがビアンカはジャミにラリホーマで眠らされてしまい、リュカは谷底に落ちてしまいます。何とか這い出たリュカはビアンカが捕まってしまっているのを何とかしようとしますがゲマに石にされ動けなくなっていしまいます。その時ゲマはビアンカが天空人の末裔であることに気付きます。元々、リュカを人質に、マーサから魔界の扉を開ける呪文を聞こうとしていたゲマでしたがビアンカを使いマーサから呪文を聞き出そうと考えたようです。マーサの前まで連れてこられたビアンカは心でマーサに語り掛けます。マーサはゲマの言うことは聞いてはいけないといい、また眠りにつきました。その教えを守ったビアンカはゲマに石にされてしまいます。そのまま石のまま8年の時が過ぎました。
石にされてから8年後、場面は変わり、少年と太ったおじさんが宝箱を開きます。中には杖があります。それを手に入れたと同時に魔物が襲ってきました。すぐに二人はルーラ(瞬間移動呪文)を唱えリュカのもとに急ぎます。リュカのもとにたどり着いた少年は先ほど手に入れた杖を石化したリュカに投げつけます。するとリュカの石化が解けました。何が起こったかわからないリュカは目の前で魔物たちと戦う少年の太刀筋を見て息子のアルスだということに気が付きます。アルスの剣が弾かれ無防備になった時、リュカは自分の背中にあった剣をアルスへと投げ渡します。しかし、投げ渡した剣は天空の剣です。勇者にしか扱えない伝説の剣です。しまったと思ったリュカが後悔するのもつかの間、アルスはさやから剣を抜き魔物たちを一掃してしまいました。そう、リュカの息子こそが天空人の血を引く伝説の勇者だったという話。家で天空の剣がカタカタ揺れていたのはアルスに反応していたからなんです。
そうこうしているうちにリュカが奴隷として働かせられていた際にかくまってくれたプサンがいる街にマスタードラゴンがいるという情報を手に入れる。マスタードラゴンはゲマを倒すのに力を貸してくれる存在らしい。プサンに会うとマスタードラゴンは私だといわれるが力を失ってしまい、力になれないという。力を取り戻すにはドラゴンオーブという玉が必要らしい。ここでそんな重要な話が出てくるのですが劇中ではほんの少ししか触れられていません。レヌール城でオーブを見つけた時と、そこで見せてくれと言われるくらい。ここで初めてゲマにオーブが破壊されたことを喋ります。そんな重要な話ならしっかり壊したところも描写してくれ。どうしようもなくなったリュカたちは妖精の村に行くことをプサンに勧められる。妖精には願いをかなえてくれる力があるらしい。リュカはマーサとビアンカを助け出してもらい、ゲマの野望を止めるようお願いにむかうのであった。
必死の思いで妖精の村にたどり着くが、その願いは叶えられないといわれてしまう。その代わり、過去に戻すのでドラゴンオーブを少年時代のリュカのものとすり替えて来いと妖精からオーブの偽物を渡されます。過去に戻ったリュカは小さなころのリュカと対面します。なかなかオーブを見せてくれない幼年時代のリュカ。話しているうちに打ち解け、オーブのすり替えに成功します。すると遠くから懐かしい声が。「おーい。リュカそろそろ旅に出るぞ!」声の主は父パパスでした。パパスはそのまま家に入って行ってしまいましたが、リュカはその背中をしっかりとみていました。「この先辛いことがあっても乗り越えられるかい?」「こうみえても僕はパパスの息子だよ!」その言葉に安心したリュカは現代に戻ってきました。
ドラゴンオーブで力を取り戻したプサンはドラゴンの姿になりリュカたちを乗せ敵の本陣に突っ込みます。そこでついに石と化したビアンカを見つけます。リュカの時と同じように杖を使い石化を解きます。ビアンカとアルスの再会シーンも泣けますねぇ・・・。巨大な力を手に入れたゲマはマーサをリュカたちの前で殺してしまいます。ここからは魔物の軍勢とリュカたちで戦闘が始まります。魔物たちの数に圧倒され徐々に形成が不利になってきたその時、ラインハット城のヘンリーと兵士たちが助けに駆け付けました。あとブオーンも。皆が交戦しているうちにリュカはゲマのもとへ。ジャミとゴンズが襲いかかてきますが今まであんなに苦労して戦っていた二体の敵がどちらも一撃で玉砕。これはちょっと笑った。ゲマとの一騎打ちです。あと少しのところまでゲマを追い詰めますがリュカ一人では勝てません。そこに勇者の力を持ったアルスが助太刀に入りついにゲマを打ち倒します。ゲマは最後の力を振り絞りマーサを自分の体内に取り込みます。そして空にある魔界の門を開け魔王を呼び出そうとしたところで力尽きます。魔界の門を閉めるためにはアルスの持つ天空の剣が最後のカギです。ブオーンの力を借りアルスは天空の剣を天に向かって投げました。すると魔界の門が閉じていきます。
「やったー!おとうさん!これで世界はすくわれ」
その状態のまま時が止まってしまいます。誰もが静止しています。ただ一人を除いては。
リュカです。リュカは何が起こったかわかりません。ビアンカやアルス、みな固まってしまい動きません。すると空にある魔界の穴から降りて来る者がいます。
そしてそのものはこう言いました。「この世界はプログラムでできている。わたしはこのプログラムのウイルスである。」
そのウイルスと名乗るものがデータの消去を行っていき、ビアンカやアルスたちはブロックのようなものに分解されていきます。
そう、実はこれドラゴンクエストを疑似体験できるVR(バーチャルリアリティ)の世界の中のお話だったんです。
この主人公リュカは現実世界では普通の一般のサラリーマンで昔やったスーパーファミコンのドラゴンクエスト5がVRで疑似体験できるようになり遊んでいたというわけである。(現実世界の記憶を継承したまま冒険していたのかは定かではないが)
ウイルスがVR中にプログラムを破壊する言い分としては「大人になれ」とのこと。
リュカはその世界を壊されることに抵抗していたがみるみるうちに世界は破壊されていく。もうだめかとあきらめかけたその時、なんとスラリンが!リュカの前に立ちはだかり渋いおっさんの声でしゃべりかけてくる。「私は実はアンチウイルスなのだ」
どうやらこの世界を荒らしているウイルスをスライムに擬態して監視していたらしい。
スラリンはリュカに力を託すとその力はロトの剣(なぜ?)に代わる。ロトの剣で最後はウイルスにとどめを刺して終了。世界は元通りになり、無事エンディングを迎えるという話でした。
といったところでお話は終了です。
いろいろ突っ込みどころはありますが自分的には結構満足できた内容でした。グラフィックはきれいだし、感動シーンも盛りだくさん。ビアンカとフローラもCMで見た時よりかわいかったです。(CMで見た時はフローラがちょっとぶたさんっぽいなぁと思っていました)
正直言うと最後のどんでん返しにはなるほどねぇ~こりゃ怒る人も出るわけだ。と思いました。要は夢オチみたいなものですね。しかも、いつまでも子供じみたことをしてないで大人になれとウイルスからのご忠告付き。馬鹿にされたと感じるユーザーもいるでしょうね。
ただ本質は子供のころからの気持ちや懐かしく思う気持ちを忘れるなってことだと思うんですよね。(ウイルスに勝ったってことはそういうことなんでしょう)むしろ挑発されたことによって私はさらにドラクエをやめるつもりがなくなりましたけどね!
一番気になる場所はなんでこんな夢オチみたいな着地点に落ち着いたのかということですが、原作者の堀井雄二さんにはドラゴンクエストを1988年~2019年までの31年間制作するうえで必ず守り続けていることがあります。
っていう風に解釈しました。まあ、別にVRオチでなく、普通の物語を描いたドラクエでもよかったんですけどね!製作者の意図がそこにあるなら壊せない信念じゃないですか。だったら作る側に回るしかないと思うんですよね。ドラクエを作ってきたのはず~っと堀井雄二さんなわけなのでこれがドラゴンクエストのあるべき姿なんだと思います。
長々と書き綴りましたが以上になります。もう一度映画館まで行ってみようとは思いませんが、DVDレンタルなんかが始まったら借りてみようかなと思います。単純に話自体は面白いので!
話の大本はスーパーファミコンで発売されたドラゴンクエスト5からできており、主人公が子供から大人になるまでの話で、主人公の目的は、子供のころに殺された父親の敵討ちとその敵に誘拐された母親の救出、あとはこの世を平和にすることができる伝説の勇者を探すことです。その過程で結婚し、子供を授かる場面もあり感情移入しやすいシリーズの中でも屈指の人気を誇るシナリオです。
映画を見るにあたっての前情報としてTwitterでの評価があまりにも低かったことがとても気になってました。もちろんネタバレは見ないようにギリギリの情報を得ていましたが、とにかくラストがひどすぎるとのこと。ある方のツイートを見るとドラクエ5やったことないけどやったことのある人の気持ちを考えると背筋が凍るとまで書いてありました。
一体どれほどなのか・・・。
見てきた感想は自分は面白かったです。
感動するところもありましたし映像のきれいさにも驚かされました。
話は主人公が生まれるところから始まります。ここは3Dではなくスーパーファミコンのゲームグラフィックで表現されていました。ファンにはたまらない演出ですね。
それからきれいな3D画面での映像が始まり子供の頃の思い出を抜粋しながらシーンが流れていきます。船を降りたときにルドマンと、フローラに出会う。いじめられている子猫を助けるためにレヌール城にビアンカと魔物退治をしに行き、そこでドラゴンオーブという玉を手に入れる場面。誰かにドラゴンオーブを見せてくれと言われる場面。猫にゲレゲレと名前をつける場面。ヘンリー王子との出会い。そして父パパスの死。宿敵ゲマに奴隷にされてしまうところから本編が始まるような感じです。ここまではだいたい原作と同じなのですが、ちょこちょこここら辺からオリジナルストーリーになっていきます。オーブがゲマに破壊される描写は特にありませんでした。
まず、捕まってから10年間後、主人公リュカとヘンリーは奴隷として働かされている場所から脱出するのですが、原作は同じくそこで働かされている奴隷のマリアの兄の手引きにより脱出します。しかし、そのくだりは一切ありません笑(マリアすら出てこない)死体のふりして樽の中に隠れ川に捨てられるという脱出方法です。
川に捨てられ滝つぼに落ちた後は魔物に見つかりますがなんとか脱出に成功します。近くの町でかくまってくれたのはバーの店主「プサン」という老人でした。プサンのおかげで何とか町からも脱出でき無事、リュカとヘンリー王子はそれぞれのうちに帰ることができたのです。ヘンリー王子の城ラインハットで別れる際にヘンリー王子は「リュカの父パパスに命をもらった。だからもし危険がお前に迫ったら必ず俺が助けに行く」と誓い二人は別れます。
リュカは自分の家に帰り母が天空人であることをパパスの日記から知ります。そしてその天空人の地を受け継ぐリュカこそが勇者であると信じていると日記には書かれていました。自宅で召使のサンチョと再会し勇者だけが扱えるという伝説の剣「天空の剣」とパパスが死に際にはなった「母マーサは生きている。」との言葉を信じ、剣と母を探す旅に出ます。
天空の剣はサラボナにいるルドマンが持っているという情報を得たのでサラボナを目指し旅を続けます。その道中でスライムのスラリンと出会い、また小さいころ助けたキラーパンサー「ゲレゲレ」とも再会します。野生に戻っているかと思いきや、戦うこともなくリボンのにおいをかがすわけでもなく(原作ではビアンカのリボンのにおいを嗅がせて理性を取り戻す)あっさりと仲間になってくれました。
サラボナについた一行はルドマン、フローラと再会し、町を苦しめている魔物ブオーンを倒せば天空の剣、ルドマンの跡継ぎの資格、つまりフローラの婿として迎え入れるとのことでした。何とかブオーンを倒そうとするが即返り討ち。酒場で助けを求めていると、とある女性が手を差し伸べます。子供のころレヌール城を探検したビアンカです。久々に再会した二人は喜びを分かち合います。ビアンカの印象は結構さばさばしたお姉さんという感じですね。ビアンカは魔法使いとしては名の知れた存在になっていたようです。(外野がざわついていました。)とにかく、まずはブオーンを倒すこととなります。ブオーンとの戦いの中で伝説の剣「天空の剣」をリュカは手にしますが、なんと剣が鞘から抜けません。残念ながらリュカは伝説の勇者ではありませんでした。圧倒的な力でリュカたちを追い詰めていくブオーンですが弱点の目玉を狙われ降参することに。
こうしてブオーン退治に成功したリュカはフローラに結婚を申し込むことになりますがどうやらビアンカは快く受けいられない感じ・・・。その夜、リュカは占い師っぽいおばあさんに出会います。そのおばあさんは本当の自分と向き合える薬をリュカに渡し、去っていきます。本当の気持ちが気になるリュカはその薬を飲み眠りにつくとビアンカのことばかりを考えるようになります。次の日、ルドマンに結婚を辞退したいと申し出ますが、ルドマンは二度とフローラに近づくなと怒ってしまいます。しかし天空の剣だけは平和のためリュカに託すのでした。リュカはビアンカのもとに向かい結婚を申し出ます。びっくりして慌てたビアンカかわいかったですね!じつは先ほど登場したおばあさんは変化の杖を使ったフローラだったのです。フローラはリュカの本心が本当に好きなのはどちらなのかもう一度確認したかったのでしょうね。これがドラクエ5の究極の選択です。
一行はリュカの家に戻りしばらく平和な時を過ごします。無事に子供(アルス男)も生まれ平和に暮らしていた時でした。ある日、家に飾ってある天空の剣がカタカタ揺れているのに気が付きます。リュカは早く勇者を探せと語りかけているのだと思っていました。すると、そこに魔物の軍勢が押し寄せてきます。サンチョとアルスは何とか逃げ出すことに成功します。応戦するリュカとビアンカでしたがビアンカはジャミにラリホーマで眠らされてしまい、リュカは谷底に落ちてしまいます。何とか這い出たリュカはビアンカが捕まってしまっているのを何とかしようとしますがゲマに石にされ動けなくなっていしまいます。その時ゲマはビアンカが天空人の末裔であることに気付きます。元々、リュカを人質に、マーサから魔界の扉を開ける呪文を聞こうとしていたゲマでしたがビアンカを使いマーサから呪文を聞き出そうと考えたようです。マーサの前まで連れてこられたビアンカは心でマーサに語り掛けます。マーサはゲマの言うことは聞いてはいけないといい、また眠りにつきました。その教えを守ったビアンカはゲマに石にされてしまいます。そのまま石のまま8年の時が過ぎました。
石にされてから8年後、場面は変わり、少年と太ったおじさんが宝箱を開きます。中には杖があります。それを手に入れたと同時に魔物が襲ってきました。すぐに二人はルーラ(瞬間移動呪文)を唱えリュカのもとに急ぎます。リュカのもとにたどり着いた少年は先ほど手に入れた杖を石化したリュカに投げつけます。するとリュカの石化が解けました。何が起こったかわからないリュカは目の前で魔物たちと戦う少年の太刀筋を見て息子のアルスだということに気が付きます。アルスの剣が弾かれ無防備になった時、リュカは自分の背中にあった剣をアルスへと投げ渡します。しかし、投げ渡した剣は天空の剣です。勇者にしか扱えない伝説の剣です。しまったと思ったリュカが後悔するのもつかの間、アルスはさやから剣を抜き魔物たちを一掃してしまいました。そう、リュカの息子こそが天空人の血を引く伝説の勇者だったという話。家で天空の剣がカタカタ揺れていたのはアルスに反応していたからなんです。
そうこうしているうちにリュカが奴隷として働かせられていた際にかくまってくれたプサンがいる街にマスタードラゴンがいるという情報を手に入れる。マスタードラゴンはゲマを倒すのに力を貸してくれる存在らしい。プサンに会うとマスタードラゴンは私だといわれるが力を失ってしまい、力になれないという。力を取り戻すにはドラゴンオーブという玉が必要らしい。ここでそんな重要な話が出てくるのですが劇中ではほんの少ししか触れられていません。レヌール城でオーブを見つけた時と、そこで見せてくれと言われるくらい。ここで初めてゲマにオーブが破壊されたことを喋ります。そんな重要な話ならしっかり壊したところも描写してくれ。どうしようもなくなったリュカたちは妖精の村に行くことをプサンに勧められる。妖精には願いをかなえてくれる力があるらしい。リュカはマーサとビアンカを助け出してもらい、ゲマの野望を止めるようお願いにむかうのであった。
必死の思いで妖精の村にたどり着くが、その願いは叶えられないといわれてしまう。その代わり、過去に戻すのでドラゴンオーブを少年時代のリュカのものとすり替えて来いと妖精からオーブの偽物を渡されます。過去に戻ったリュカは小さなころのリュカと対面します。なかなかオーブを見せてくれない幼年時代のリュカ。話しているうちに打ち解け、オーブのすり替えに成功します。すると遠くから懐かしい声が。「おーい。リュカそろそろ旅に出るぞ!」声の主は父パパスでした。パパスはそのまま家に入って行ってしまいましたが、リュカはその背中をしっかりとみていました。「この先辛いことがあっても乗り越えられるかい?」「こうみえても僕はパパスの息子だよ!」その言葉に安心したリュカは現代に戻ってきました。
ドラゴンオーブで力を取り戻したプサンはドラゴンの姿になりリュカたちを乗せ敵の本陣に突っ込みます。そこでついに石と化したビアンカを見つけます。リュカの時と同じように杖を使い石化を解きます。ビアンカとアルスの再会シーンも泣けますねぇ・・・。巨大な力を手に入れたゲマはマーサをリュカたちの前で殺してしまいます。ここからは魔物の軍勢とリュカたちで戦闘が始まります。魔物たちの数に圧倒され徐々に形成が不利になってきたその時、ラインハット城のヘンリーと兵士たちが助けに駆け付けました。あとブオーンも。皆が交戦しているうちにリュカはゲマのもとへ。ジャミとゴンズが襲いかかてきますが今まであんなに苦労して戦っていた二体の敵がどちらも一撃で玉砕。これはちょっと笑った。ゲマとの一騎打ちです。あと少しのところまでゲマを追い詰めますがリュカ一人では勝てません。そこに勇者の力を持ったアルスが助太刀に入りついにゲマを打ち倒します。ゲマは最後の力を振り絞りマーサを自分の体内に取り込みます。そして空にある魔界の門を開け魔王を呼び出そうとしたところで力尽きます。魔界の門を閉めるためにはアルスの持つ天空の剣が最後のカギです。ブオーンの力を借りアルスは天空の剣を天に向かって投げました。すると魔界の門が閉じていきます。
「やったー!おとうさん!これで世界はすくわれ」
ここからがこの映画が叩かれる原因ともなった場面になります。心して閲覧ください。
その状態のまま時が止まってしまいます。誰もが静止しています。ただ一人を除いては。
リュカです。リュカは何が起こったかわかりません。ビアンカやアルス、みな固まってしまい動きません。すると空にある魔界の穴から降りて来る者がいます。
そしてそのものはこう言いました。「この世界はプログラムでできている。わたしはこのプログラムのウイルスである。」
えぇ~!?超謎展開に突入(笑)
そのウイルスと名乗るものがデータの消去を行っていき、ビアンカやアルスたちはブロックのようなものに分解されていきます。
そう、実はこれドラゴンクエストを疑似体験できるVR(バーチャルリアリティ)の世界の中のお話だったんです。
この主人公リュカは現実世界では普通の一般のサラリーマンで昔やったスーパーファミコンのドラゴンクエスト5がVRで疑似体験できるようになり遊んでいたというわけである。(現実世界の記憶を継承したまま冒険していたのかは定かではないが)
ウイルスがVR中にプログラムを破壊する言い分としては「大人になれ」とのこと。
リュカはその世界を壊されることに抵抗していたがみるみるうちに世界は破壊されていく。もうだめかとあきらめかけたその時、なんとスラリンが!リュカの前に立ちはだかり渋いおっさんの声でしゃべりかけてくる。「私は実はアンチウイルスなのだ」
爆
どうやらこの世界を荒らしているウイルスをスライムに擬態して監視していたらしい。
スラリンはリュカに力を託すとその力はロトの剣(なぜ?)に代わる。ロトの剣で最後はウイルスにとどめを刺して終了。世界は元通りになり、無事エンディングを迎えるという話でした。
といったところでお話は終了です。
いろいろ突っ込みどころはありますが自分的には結構満足できた内容でした。グラフィックはきれいだし、感動シーンも盛りだくさん。ビアンカとフローラもCMで見た時よりかわいかったです。(CMで見た時はフローラがちょっとぶたさんっぽいなぁと思っていました)
正直言うと最後のどんでん返しにはなるほどねぇ~こりゃ怒る人も出るわけだ。と思いました。要は夢オチみたいなものですね。しかも、いつまでも子供じみたことをしてないで大人になれとウイルスからのご忠告付き。馬鹿にされたと感じるユーザーもいるでしょうね。
ただ本質は子供のころからの気持ちや懐かしく思う気持ちを忘れるなってことだと思うんですよね。(ウイルスに勝ったってことはそういうことなんでしょう)むしろ挑発されたことによって私はさらにドラクエをやめるつもりがなくなりましたけどね!
一番気になる場所はなんでこんな夢オチみたいな着地点に落ち着いたのかということですが、原作者の堀井雄二さんにはドラゴンクエストを1988年~2019年までの31年間制作するうえで必ず守り続けていることがあります。
それはドラゴンクエストの主人公はほかの誰でもない自分自身であるということ。
作られた物語をただ第三者目線で見させるだけではきっと堀井さんの理念にそぐわなかった。ゲームって人それぞれで動かし方が全く違うでしょ?完全に同じように動かすことってないと思うんですよね。その人それぞれにドラクエの思いがあり感じ方があるように、これがドラゴンクエストの映画だ!と確立させたくなかったんではないでしょうか?だから今回の映画はドラゴンクエストを楽しんだ、ある一人の男性の話ってことなんだと思います。
っていう風に解釈しました。まあ、別にVRオチでなく、普通の物語を描いたドラクエでもよかったんですけどね!製作者の意図がそこにあるなら壊せない信念じゃないですか。だったら作る側に回るしかないと思うんですよね。ドラクエを作ってきたのはず~っと堀井雄二さんなわけなのでこれがドラゴンクエストのあるべき姿なんだと思います。
長々と書き綴りましたが以上になります。もう一度映画館まで行ってみようとは思いませんが、DVDレンタルなんかが始まったら借りてみようかなと思います。単純に話自体は面白いので!
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